「こばたそ作品展」搬入レポ&展示解説
こんにちは。こばたそです。
本日より、取手駅市民ギャラリーにて「こばたそ作品展」が始まりました。
今回の記事では、作品搬入時のレポートと、展示の配置についての解説を綴っていこうと思います。
また、ちょっとした小話も綴っておりますので、そちらの内容も併せてどうぞお楽しみください。
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〈 搬入レポ 〉
午前10時前ごろから移動を開始。
展示場所がお家の最寄駅なので、キャンプ用のカートに作品や什器を乗せて会場へ向かいました。
私は車を持っていないので、バスを利用するか迷いましたが、体力づくりもかねて徒歩で会場へ。
(運転免許は持っているけど、7年ほどブランク有り。見事なペーパードライバーです)
↓こんな感じでカートを引いてトコトコ。
気温も上がり汗だくになりながら、道中の水分塩分補給もこまめに挟み、無事に会場へ到着。
展示前のスペースの様子。ここに作品を配置していきます。
ひとまず奥側から、大きめの作品を設置。
どうやって額がかかっているかというと、写真右側のたくさん穴の空いた背面ボードに、フックが差し込めるようになっていて、差し込んだフックに額縁の紐を引っ掛けて飾る、という具合です。
額に入っていない木製パネルの作品が1つだけあるのですが、そちらは差し込んだフックにそのまま引っ掛ています。
作品がガラスに反射して映っている様子。素敵だったのでパシャリ。
搬入作業をしている人にしか眺められない景色だと思ったので、みなさんにも共有です🫶
設置をしている最中にも、いろいろな方が作品を見てくださり、途中にみなさんとお話しをしながら、設置作業が完了。トータル1時間半ほどで終わりました。
↓西口通路側からの景色
↓こちらは東口通路側からの景色。
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〈 展示解説 〉
今回の展示場所は横に長いスペースだったので、西側・東側で違う楽しみ方ができるように配置をしました。
・西側
大きめの作品たちを横一列に配置しています。
一つ一つの作品を、じっくりと眺められるようにしました。
それぞれの下部には、作品のタイトル、制作年、使用画材のキャプションが添えられています。
作品との一対一の時間は、とても有意義なものになるかと思います。ぜひみなさんの感性で、作品をお楽しみください。
・東側
西側スペースとは少し雰囲気を変えて、こちらのスペースは賑やかな展示になっています。
3年前から年賀状の配布企画を毎年行なっているのですが、過去に配布した年賀状イラストを大判印刷し、今回「こばたそ作品展」で初めて展示をしてみました。
そのほか、ひつじアーティストの”つよいひつじさん”とのコラボ作品、ポストカード限定のカラー作品(白黒アナログ原画のカラーver.)、活動初期の作品などを展示しています。
↓こちらは下置きのスペースの様子。
お天気の良い日にお外で布を広げて、お気に入りのものを並べながら、自由な時間を過ごしている様子をイメージしました。
〈 ピックアップ小話 〉
下置きスペースに置いてある空き缶。
古物商をしている方からいただいたものなのですが、昭和初期に製造されていた粉ミルクの空き缶です。
ヴィンテージ加工を施したものではなく、自然劣化による空き缶のナチュラルな味わいになっています。
昭和初期に使われていたものが、平成生まれの私のところへ、令和の時代にやってきました。
顔も名前も知らない当時の人たちの時間と、私が今生きている時間がつながっていること、人の歴史のつながりが実感でき、とても感慨深くなります。
私の描く作品たちのコンセプトには、”時の流れ”を意識している作品が多いので、今回この空き缶をディスプレイとして使用させていただきました。譲ってくださったAさん、ありがとうございます🙏
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以上、「こばたそ作品展」搬入レポ&展示解説でした。
今展示は2024/7/2(火)まで開催しています。
▼展示情報の詳細は下記リンクにてご確認いただけます。▼
暑い日が続いてますので、熱中症に気をつけながらも、ぜひ「こばたそ作品展」をお楽しみください。
2024.6.26 taso.
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